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シーズン総括 [湘南ベルマーレ2007]

 J1・J2入れ替え戦も終わり、Jリーグすべての日程が終了した。J1昇格も、入れ替え戦出場もならなかったが、2007年はチームにとってもサポーターにとっても実り多きシーズンとなった。J2に落ちて以来もっとも昇格争いに近づき、現に第51節まで入れ替え戦への出場を得られる3位の可能性を残していた。そういう中で第38節東京ヴェルディ戦(平塚・前半に退場者を出しながらロスタイムに同点に追いつき1-1)や第43節京都サンガ戦(平塚・0-2で迎えた後半39分に得点、ロスタイムに同点に追いつく)など、勝利こそならなかったが熱戦を演じ平塚競技場をひとつにすることができた。
 今年得た経験を糧に来シーズンはさらなる飛躍を目指したい。その前にまずはこのシーズンを振り返ってみよう。

●選手補強
 06年シーズンの弱点であったディフェンス力を強化するためにFC東京からDFジャーンを、清水エスパルスから斉藤俊秀をレンタル移籍で獲得。このふたりの強力なセンターバック陣が失点を減らした最大の要因である。特に斉藤は試合中にも選手に的確な指示を送るなど、他選手の成長の手助けをしてくれたことが非常に大きい。試合終了後にはピッチ上に田村や山口などを交え話し合う姿が印象的だった。ジャーンも移籍初年度からキャプテンとして精神的支柱となった。劣勢の試合ではなんとかしようとゴール前までオーバーラップする姿に勝ちたいという気持ちを感じることができた。この経験豊富なふたりの加入でDF力がアップ、攻撃にもいいリズムを生んでいたのだろう。
 今年加入のルーキーもチームに欠かせない選手となった。GK金永基(キム・ヨンギ)は桃山学院大学から加入し全試合に出場。セーブ力はもちろんだがそのフィード力はすさまじいものがあり、最後尾からながらまさしく“攻撃の起点”となれる選手だ。同じくルーキーの山口貴弘も元々はセンターバックの選手ながら右サイドバックとしてスタメンを獲得。シーズンが終わってみれば27試合に出場した。
 その他にもスピードが武器のMF鈴木将太(19試合2得点)、FW原竜太(39試合11得点)といった面々がチーム躍進の力となった。特に鈴木はシーズン中盤はメンバー入りできない時期もあったが、それを乗り越えての終盤の活躍はうれしい限りだ。

●シーズン成績
6位 勝ち点77 23勝8分17敗 得点72 失点55 得失点差+17
 ちなみに06年シーズンは11位 勝ち点48 13勝10分25敗 得点61 失点87 得失点-26という成績だった。惜しくも02年の5位は超えられなかったが、昨年の成績を考えればかなりの飛躍を遂げたといえるだろう。
 昨シーズンは一度リードを奪われると士気が下がる、連敗を始めると抜け出せないといった現象が現れていた。今年は監督が“リバウンドメンタリティ”という言葉を掲げ、これらのような現象を起こさせないよう苦慮していたと思う。そのひとつに「4試合1グループ、目標勝ち点7」があった。この明確な目標により4試合で勝ち点7を取る、もし前の4試合で勝ち点7に到達できなかったら次のグループで取り返す、ということをチーム一丸となって取り組んでいたと感じる。
 昨シーズンは8連敗(16~23節)、6連敗(44~50節)と2度の大きな連敗を記録しているが、今年は3連敗が一度(24~26節)、2連敗も3度あっただけだった。連勝も06年は2連勝が3度あっただけだったが、今年は4連勝が2度(7~11節、47~50節)、3連勝も2度経験した。
 1シーズンでも1クールでもなく、4試合1グループとしたことですぐに次のグループで取り返すことも可能だった。今年のJ2リーグは最終節まで自動昇格チームが決まらないという混戦もあって、上位の勝ち点も近かった。そういった状況もあいまって昨シーズンからは考えられない好成績となったと考えられる。
 実際に監督の目標どおりであれば1グループ勝ち点7、1クール勝ち点21、1シーズン84。3位となった京都は勝ち点86でその目標では及ばなかったが、監督曰くこの目標が絶妙だった。目標はあくまで目標で通過してもいいわけで、今年の混戦状況であればさらなるモチベーションアップにもつながりあわよくば……といった期待感をもたせてくれた。実際には目標には届かなかったものの、この経験をしっかりと来シーズンにつなげていって欲しい。
 勝利数は23だったが、実際に監督は「20勝したい」と言っていた。そこをクリアできたのは大きいだろう。勝利から得られる経験値が上がったことも来シーズンへの期待が膨らむひとつの要因だ。

 来シーズンはチーム数も増え、逆に試合数が減る。今年よりも1試合の重みが違ってくる。今年の経験をすべてぶつけて来シーズンこそ目標を達成してほしいところだ。

●湘南ベルマーレというチームとして
 今年は様々な事象がチームを襲った。その中でも第32節の延期は大きいものだった。もともと8月6日に予定されていたアウェイの鳥栖戦であったが、雷の影響により前半終了時点で中止。9月5日に代替試合が開催されることになった。日程的にはこの9月5日しかないのは理解しているし、リーグの決定であり従う必要がある。しかしかなり過密日程となりここでリズムを崩したのではないか。37節(8月30日)はアウェイ福岡、第38節(9月2日)はホーム山形、ここに第32節が入りアウェイ鳥栖、第39節(9月10日)ホーム東京ヴェルディ、第40節(9月15日)アウェイ徳島。この間の勝敗は○△●△●。1週間で2度の九州遠征などは少なからず選手に影響を与えたことだろう。それでも湘南ベルマーレ真壁潔社長はリーグの決定に従い、鳥栖の試合運営について批判もせず、それでも我々は常に正しい行動をしていきたい、と中止決定の経緯説明時に語っていた。このことはチームだけではなく我々サポーターにも一体感を与えてくれた。J2に落ちてからこれまで、成績も振るわずなかなか昇格争いにも加われなかったが、この言葉は「このチームのサポーターでよかった」と心底思わせてくれる言葉だった。
 また台風の直撃を受けた際、主な練習場である馬入ふれあい公園の天然芝グラウンドが泥で埋まってしまうこともあった。その際にはサポーター有志が集合し、皆で泥をかき出す作業をした。

 

 チーム、サポーターが本当に一丸となり、そして選手が結果を残してくれた。さらに上があるわけだが、来シーズンこそその“上”に向かっていきたい。そしてチーム、サポーターが一丸となり、一般の市民も巻き込めば、もう一度平塚に、この湘南のホームタウン全体にベルマーレの旗がなびくだろう。
 今、私はこのチームを愛し、エンブレムに誇りを持っている。この地域に住む人々が同じ気持ちになれるよう、来シーズン更なる飛躍を期待しよう。


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