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加藤望選手 [湘南ベルマーレ2008]

 長い間ひとつのチームの試合を見続けていくと、心に残る試合が増えてくる。2005年シーズンで最も記憶に残った試合。それはJ2第44節。三ツ沢で行われた横浜FCとの1戦だった。

 この試合の前から予感はあった。ユースからトップに昇格し、J2降格など苦しいときも一緒に戦っていた高田保則選手が退団するのではないかという予感である。 2005年シーズンのヤスは第1クールこそ先発出場を続けていたものの、第2クールに入るとベンチを温めることが多くなり、第3クールになるとついにはベンチからも姿を消すこととなってしまった。そして第4クールに入ったころ、横浜FCへ期限付き移籍をしていた。
 試合終了後、横浜FCの一員として最終戦セレモニーに参加したヤス。セレモニー終了後アウェイ側、ベルマーレ側のスタンドに駆け寄る際、横浜FCのユニフォームを脱ぐと下にはベルマーレのユニフォームを着ていた。自然とヤスコールが起こった。ここに居て、ともに時間を共有できたことは、試合とは別に大きな思い出となった。そしてヤスはザスパ草津で選手としてしっかりと活躍している。

 しかしこの試合中に忘れられない、思い出に残るシーンがあった。それはこの年、ヤスと共に退団してしまう選手たちの活躍ではなかった。
 前半、横浜FCのヤスがサイドライン際をドリブルで上がってきた。しかしこの時ひとりの選手が体を寄せ、そのボールを奪い、そして反撃の起点となっていた。加藤望選手であった。チームの事情ではあるが、ヤスはサイドMFとして起用されることが多かった。しかしこのシーンを見て、ヤスはここには帰って来られないんだなと思った。同じポジションですごい選手がいる。これからは加藤望と共に戦っていくのだと、自分の中で決意した。

 加藤望選手はこの前年の2004年末、長年在籍した柏レイソルを退団し、トライアウトを経てベルマーレに入団した。このとき35歳。2005年開幕戦では前半3分にフリーキックを決めてその存在感をアピールした。それだけではなく、その運動量、スタミナに驚嘆した。チーム最年長の彼が走り続けるシーンを見続けて、そのプレイを見て、加藤望という選手の存在感は増すばかりであった。そして最終節、先のシーンを見て一緒に戦っていこうと決意したのである。

 2005年からの4年間、加藤望と共に戦えたことは本当に嬉しかった。だからこそシーズン終了後の契約満了の知らせは悲しかった。 来シーズンのことなど考えられないくらい悲しかった。その加藤望がトライアウトで活躍したニュースを見て少し嬉しかった。

 今日、12月23日に加藤望選手の現役引退と、湘南ベルマーレトップチームコーチ就任が発表された。 もうユニフォーム姿を見られないのは寂しいがチームに残ってくれることが本当に嬉しかった。また望さんと共に戦える。本当に嬉しかった。

 望さんはホームページで謝っておられたが、我々には感謝の言葉しかなかった。今度は違う立場になるが、共に闘い抜いて、そして最後には一緒に喜び合おう。そうなることを信じて、来シーズンを迎えよう。

 加藤望選手、本当にお疲れ様でした。今までありがとう。加藤望コーチ、これからもよろしく。共に戦おう。


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