So-net無料ブログ作成
検索選択
メッセージを送る

レビュー:J2 第7節 vs京都サンガF.C. [湘南ベルマーレ2011]

湘南 0 - 1 京都

  • 63分 オウンゴール(京都)

 


 時おりスタンドを駆け抜ける冷たい風が、冬を思わせる。水曜日のナイターにもかかわらず6,000人を集めた試合は、終了とともにその寒さを増幅させた。

 

 試合前に行われたエキシビジョンマッチは大いに盛り上がり、ベルマーレレジェンドのおかげですでに会場は “できあがって” いる状態だった。このような状態であると得てして雰囲気に呑まれ、ゲームが壊れる嫌いがある。その雰囲気を壊したのは確実に今のベルマーレの選手たちだった。それもいい方に、だ。
 試合開始から湘南ペースで始まり、京都を圧倒する。それでも肝心の得点は入らない。そして後半のオウンゴール。ビハインドを追っての展開にも何度かチャンスを得るがゴールを割ることができない。終盤に至ってはシンプルな攻撃に終始しての敗戦であった。

 レジェンドに見せたかった、レジェンド目当てに来場した人たちに、今のベルマーレを見せられなかったことが、非常に歯がゆい。そしてこの敗戦は、昇格を狙うと公言しているチームにとっては大きすぎるものでもあった。

 湘南はここまで全試合に出場していた遠藤航がU-18日本代表に選出されたため欠場。その穴をどのように埋めてくるかということに注目が集まっていた。前節では左から山口貴弘、遠藤、大井健太郎、臼井幸平という並びのディフェンス陣であったが、この試合では鎌田翔雅、山口、大井、臼井という並びになった。
 湘南が一時の連敗から調子を上げてきた要因のひとつに左サイドの守備の安定=山口の定着があげられる。遠藤が居ない中、守備力を重視する並びというのがこの試合のスタメンとなるのだろう。ただしもうひとつの調子を上げてきた要因である遠藤の正確なロングフィードはない。最終ラインからの攻撃は期待薄だ。

 キックオフから試合を支配したものの、最後の部分で正確性を欠いた部分がある。何度かあった決定的な場面とフリーキック。これらが得点に結びつかないとなかなか試合をものにはできないだろう。
 後半ビハインドを追った場面ではディフェンスラインを3バックに変更する。しかしルーカスが投入されると比較的ロングボールが増えてしまい、中盤でのパスまわしからの崩しがほぼ見られなくなってしまったことも、相手に守りやすくしてしまった原因だろう。

  その終盤の部分では、やはり遠藤の不在というものが響いた。ディフェンスラインから上げられたロングボールは前線の田原豊か途中出場のルーカスを目標に上げられていた。遠藤の場合はそこにも上げることができるが、フリーの選手を見つけた場合にはその選手に向けて正確なフィードが可能だ。しかもその視野は非常に広い。実際に遠藤のロングフィードから得点を上げるシーンを何度も目撃をしてもいる。
 しかし遠藤がいないことは承知の上。ここでロングボールを前線の選手に向けて上げるだけではなく、中盤でパスをまわして崩すことも必要だった。その判断を見誤ったことが敗因だったかもしれない。

 この敗戦で大きく昇格からは遠のいてしまったのは事実である。そして次節はこの週末に、再び京都と対戦することになる。そこを乗り越えれば残りの試合は上位との対戦だ。数字の上での可能性が消えるまでは絶対にあきらめてはいけないが、まずは京都戦での勝ち点3が絶対条件だ。レジェンドの前で見せてしまった不甲斐ない結果を、アウェイでぜひ晴らしてもらいたい。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この記事のトラックバックURL:
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。